全世界が衝撃を受けた「無人の渋谷」から2年 荒廃し植物化した東京を舞台に、再び命を懸けた戦いが始まる! 2020年12月に世界同時配信されたNetflixシリーズ「今際の国のアリス」。 24時間365日眠ることのない東京・渋谷の街で人がいなくなることなどありえない。 しかし「今際の国のアリス」はハイレベルなVFXによってそれを実現し、世界70カ国でTOP10入りするなど各国で大きな注目を集めた。 ある日突然“今際の国”に放り込まれ文字通り、命を懸けた“げぇむ”への参加を強いられたアリスやウサギたち。 前作の最終話直後から始まるのが、新たに制作されたシーズン2だ。 アリスこと有栖良平(山﨑賢人)は、ウサギこと宇佐木柚葉(土屋太鳳)に出会い、力を合わせながら数々の“げぇむ”をクリア。 シーズン2は、その続きである“ねくすとすてぇじ”から始まる。 よりゲーム性を帯びたスリリングな“げぇむ”に翻弄されながらも、 アリスは「この国の真相」が知りたいと、謎にまっすぐ向かっていく。 トランプの数字が難易度を表すため、絵札のカードに挑むシーズン2の“げぇむ”はどれもハイレベルな内容だ。 それぞれにゲームマスターがおり、都内の空に浮かぶ飛行船の下が“げぇむ”会場となっている。 第1話でアリスたちがいきなり直面するのが、スペードのキングによる“げぇむ”「さばいばる」だ。 同時に2つの“げぇむ”に参加することはできないのではないかと仮説を立てたアリスたちは、スペードのキングの襲撃から逃れるため別の“げぇむ”に参加することになる。 そしてストーリー全体の根底にある、“今際の国”の謎に迫っていくのがシーズン2のもうひとつのテーマだ。 人間同士がなぜ戦わなければならないのか。親友のカルベとチョータはなぜ死ななければいけなかったのか。 すべての“げぇむ”をクリアしたら元の世界に戻れるのか―。どんな状況になろうとも、この疑問を解決するためにアリスは立ち上がり、生き抜こうとする。 シーズン1の撮影終了から約2年後、アリス役の山﨑賢人、ウサギ役の土屋太鳳を中心に、村上虹郎、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、青柳翔、仲里依紗らが撮影のために再集結した。 加えてシーズン2から登場する新キャラクターも豪華だ。アリスに大きな影響を与えるクラブのキング、キューマ役に山下智久。 生き抜くことに貪欲で、義足と弓矢で戦いに挑むヘイヤ役を恒松祐里が熱演。 裏切りと欺瞞に満ちた“どくぼう”の参加者バンダ役に磯村勇斗。 また、井之脇海、毎熊克哉、さとうほなみなど実力派俳優たちが“げぇむ”でこの世界をかき回す。 シーズン1に引き続き監督を務めた佐藤信介は、シーズン1の制作中からシーズン2のことを考えていたというだけあり、シーズン1からつながる物語作りを徹底して行った。 どんなことにも一切の妥協を見せない佐藤監督が生み出す「今際の国のアリス」シーズン2。その果てには何が待っているのだろうか?
“今際の国”での理不尽な“げぇむ”を生き抜き、クリアする度に手に入る数字のトランプをすべて集めたアリスたち。 ミラから新たな戦いの幕開けを告げられたアリスは、絵札のカードをクリアするためウサギたちと渋谷へと向かうが、突然始まった銃撃戦に巻き込まれる。 同時に複数の“げぇむ”に参加することができないのではないかという仮説を立て、別の会場に向かったアリスたちを迎えたのは、強烈なカリスマ性を持つキューマだった。敵でありながら“げぇむ”を通してキューマの生き様に触れ、生きることの意味を考え始めるアリス。 一方、ウサギは尊敬する父を死に追いやった元の世界に戻ることに躊躇を感じ始めていた。